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この記事について
このブログの書かれ方等について書きます.
記事として書くつもりなのは,テレビアニメの開始時,終了時の感想(各回に関してはTwitter参照)と,たまに(主にスマホ)ゲームについてです.
アニメ感想
続きを読むの先には,アニメ終了時の感想に関しては基本的に見た直後のツイートだけ書くようにしています. スマートフォンから更新した時など,続きを読むがないこともあります.
あくまで個人の感想なので見て怒り出さないでくれると嬉しいです.
言われてみればそれについて書いてないなって感じで気づく書き忘れが多いです.
2019年秋アニメの感想はこれから
評価の点数の大体の感覚
3点以下 ネタ以外の目的では見ることをお勧めしたくないもの
4点 なんとなく気に入らないところがあったり足りてない感があるとき
5点 悪くはないけど
6点 割とよかったかも、割と満足
7点 結構よかった
8点以上 よかった
評価の付け方
基本的にカンで点数を付けた後に思ったことを書いていく.
復活の狼煙
2021年7月追記 すみません.まだ再開できる状況ではありませんでした... すみません
お久しぶりです. 一身上の都合によりアニメ視聴や感想の記述が約1年ほどできていませんでしたが,おそらく再開できるような状況になったので,このブログのほうもぼちぼち再開していけたらいいなと思っています.
この休止期間中に,友人が紹介していましたので,新井一著『シナリオの基礎技術』[^1]を読みました. そもそも本書はシナリオを書く側への参考となる本なのですが,読み解く際にもうまく使えるだろうという趣旨で読みました. 実際にこの本を読むことを通して,多少はアニメを見る際の解像度を上げることができたと思います.
読みましただけではつまらないので,今回は特に記憶に残ったところを数点書こうと思います.
続きを読む2018年のアニソン10曲
先日の2019年の気に入ったアニソン10曲の記事を書いている時に2018年のやつを発掘したので記事化することにしました.この時は理由を書いていなかったので選んだ理由は自信ないです.
tori-dehanai.hatenablog.com
順番に特に意味はありません.
続きを読む2019年のアニソン10曲
お久しぶりです.
前クールは一身上の都合により視聴戦線が崩壊したりといろいろありました.できるだけ頑張って回収しようと思いますが...
2019年のアニソンから気に入ったものを10曲選びました.
基本的には2019年に発売された30分テレビアニメのOPEDから選曲します.一応付加した選外にはそれ以外もあるかもしれません.
続きを読む
【アニメ終了時感想】ポケットモンスター サン&ムーン 全146話
ひとことで作品まとめ
サトシが南の島4つから構成されるアローラ地方で,博士の家でホームステイしながら学校に通いつつ,いろいろ見て回ったり,バトルしたりする話.
評価 6点(10点満点)
感想
多少見忘れた回あると思うけど一応.
キャラデについて.個人的には悪くないと思っている.南の島でホームステイしながら学校に行くという本作の基本的な流れから考えるとこういうデザインが合っているように感じる.
Z技がわかりやすく必殺技という感じの演出になっていたと感じた*1.1試合で1発きりだし.盛り上がりどころを用意してくれるのはわかりやすくていいと思う.
リーグ編は試合自体はマオvsスイレンとかサトシvsハウ筆頭に微妙な話多かったけどエキシビションのククイに勝つと思ってなかったのもあって*2よかったと思う.リーグ優勝に関しては今までも割と無感情だったし今回に関しても勝ったのね,くらいで特に感情が動く感じではなかった.
良かった話はククイ関連の*3とベベノム関連*4,モクローとかニャビーが仲間になるあたりとメテノの回あたり.全体的にバトル絡まない話の方がよかった気がする.そもそもアニポケのバトルが得意じゃない*5のもあるが.バトルでもエレキネットをテクニカルに使うのとかポニ島の大試練あたりのピカチュウがらみだと割とよかった気がする.
【アニメ終了時感想】 遊戯王VRAINS 全120話
ひとことで作品まとめ
ぎゃろっぷ制作・テレビ東京放送における遊戯王シリーズ第六作。
1年目 闇に葬られた10年前の誘拐・監禁事件(ロスト事件)の被害者である主人公、藤木遊作がハンドルネーム:Playmakerとして、事件の手掛かりを持っていそうな「ハノイの騎士」、「SOLテクノロジー」が追う意思を持つAI、「イグニス」をAi(アイ)と名付け、共に事件の真相を追う話。
2年目 事件の真相を確認した続きとして、上述の事件で主人公を学習対象として作られたAI、Ai(アイ)や主人公たちが、人間に反旗を翻したAIと戦う話。
3年目 AIとの戦いののちに、人間に反旗を翻したかつての相棒、Aiの真意を知るため戦う話。
うまくまとめられた気がしない。120話もあるから仕方ないね。
評価 6点(10点満点)
備考
カードゲームをやるアニメなので一応自分のカードへの理解度を少し書きます。遊ぶ相手とか可処分時間とかの関係で紙触るのは2016年あたりが最後で今はちびちびリンクスやったり...程度です。
直後の説明には邪魔になるけど後の話では重要となっているものは結構省いているので見ていないと何を言ってるかわからないかもとは思います。
いつもの感想より詳しく書いている...と思う。いつもは自分よりよく見てる人がたくさんいるだろうし…みたいなのがあるからというのがあるからね。
感想
まずは各年の感想から
1年目:1‐46話
基本的には良かったと思う。2016年の末に出たデュエルリンクスの販促のためか、スピードデュエルを推していた記憶が強い。
1-12話で全体の導入。メインキャラの提示。仇敵の「ハノイの騎士」の提示と現在の怪しい行動。
13話 総集編
14‐20話で過去の事件調査に進捗。ロスト事件の首謀者発覚。
21話 総集編
22‐28話は過去の首謀者の幹部との接触にして決戦の序盤。現在のハノイの騎士の行動である、ログアウトできなくなるアナザー事件とハノイの三騎士。序盤に出てきた1年目のメインキャラであるGo鬼塚とブルーエンジェル(財前葵)の掘り下げというか主人公と会って起きた変化のその後。葵に関しては26話でアナザー事件を終わらせる等かなり活躍したなと感じた。8話あたりに昏睡してからこの辺までの葵の話だいぶよかった。
29話 総集編
30-37話は最終決戦中盤。ハノイの騎士による現在の計画(ハノイの塔)の発覚と阻止の動き。いいキャラしている敵のスペクターが本格登場。
38話 総集編 敵であるハノイの騎士の視点
39-46話は最終決戦。ハノイの騎士のリーダーのリボルバーとの再戦。なんかこの辺の記憶が一番怪しい。葵に勝ったスペクターを遊作が倒したように、鬼塚に勝ったリボルバーを遊作が倒すという展開と、リボルバーとのデュエルが1クール目と同じスピードデュエル→マスターデュエルの展開が見えていたからだろうか。
個人的には14-15話のvsゴーストガールのデュエルがいろいろ妨害を踏み越えていく感じで好きだった。クンティエリ*1を特殊召喚するスペースをエクスコード*2で封じる*3という形で〆ていくのもよき。
2年目:47‐102話
決戦の様子は中継されていたので英雄視される主人公(わりといつもの感じ)だが1年目同様SOLテクノロジーにAiが追われているので表立っての活躍はできないといった状況。これのせいで100話付近でボス敵たるボーマンに人との繋がりを説くのに説得力をあまり感じなかった印象。
47-58話:2年目の導入。ロスト事件の被害者という主人公の共通点を持ち、1年目の味方キャラたちに憧れやってきた新キャラの穂村尊(Soulburner)と、相棒のAI、不霊夢(フレイム)あたりが登場。1年目の冒頭など何回か示されてきた、事件被害者の対となるAIの話に移っていく(被害者自身は話の中心から外れる)*4*5ということの提示*6。
59話 総集編+α。28話あたりまでに逮捕されたハノイの騎士の幹部の脱獄でハノイの騎士再始動。
60-82話:導入からの続き。残りのイグニス(意思を持つAI)を探し出すのと陣営の確定といったところ。
83話 総集編+α。我々の生きる現実世界では最初主人公のエースとして紹介されたファイアウォール・ドラゴン*7の禁止カード化が施行されるあたり。
84-102話:決戦。ちょっと長すぎる。ボス戦のボーマン戦では間延びも感じた。妨害を乗り越えて攻撃を通しにいく…という感じではないのと、リンク召喚を10回程度行ったりするのに口上をしっかり言っていくのがそう感じさせた原因だろう。多分このあたりで9月終了が決まったのだろうけど(後述)。葵や尊とボーマンとのデュエルは、メタられて*8不利な状況での奮闘といった感じでよかったが、主人公の遊作にはそこまで*9刺さっているというわけではないのでちょっと...という感じであった。ラストターンのぶん回し以降は割と好きだけど。
3年目: 103-120話
明らかに話の展開速度が上がっていると感じた。話数を考えると3年目というよりエピローグっぽい。デュエルの盤面の展開のテンポが口上を入れるタイミング等でメリハリついたのはよかった。大事な部分と感じていた、リボルバーとSoulburnerのデュエルが*10ちゃんとあっていい感じに〆られたのがよかった*11。
話の流れはWikipediaでも見てください。読みづらいだろうけど。
最後のAiの復活っぽいのは遊作との最終話付近のデュエルのシミュレーションを野暮だからとしてなかった(=脚本がさせなかった)ことを合わせて考えると、遊作とデュエルをして、それなしでシミュレーションした時*12とは未来が変わったとかそんな感じで解釈して欲しいのかなとか思った。
総括
10年前の事件から大体の話が構築されており、多分シリーズで一番小規模な話になったのと、比較的オカルト要素が少ない*13作品だったという印象。個人的には悪くはないと思う。
よく出るキャラは普通に美形にしてよかったと思う。晃とか*14スペクターとか道順とか。鬼塚はマッチョだしあのキャラデザでいいと思うけど。
わざわざ放映時期に半年という無視できない穴*15をあけて次回作に向かうので、大きな変更がある気がしてならない。複雑すぎて新規あまり見込め無さそう問題とかあるし。新マスタールールの時のような大騒動にはならないと思うけど。
9月終了が決まっただろう時期の邪推。3年目OPを作成する際に2年目のころは台本を基にして作詞したものの3年目はそういうものがまったくなかったらしい(超アニメディアの記事参照)ので、前述のファイアウォール・ドラゴン禁止決定のあたりからOPを制作しているだろう19年冬クールあたりだろう。
そのためそれ以前で回収されてなさそうなものは3月まで続いていたら関連する話が合ったのかもしれない。76話のSOLに所属するハノイの騎士の内通者*16とか。鬼塚が割と簡単に元に戻った*17こととか。SOLの新イグニスとか。
世間から抹消されたはずのサイバース族デッキや闇に消えたはずの10年前の事件の手掛かり等、主人公周りの話は大体Aiが仕組んだという、117話あたりで、遊作がそれと気付く描写は特になく出てきた話は、1話あたりでAiが遊作を探すような動きをしていたので割と既定路線だったと思う。
遊戯王に興味を失ことがほとんどなく完走できたのでこの点数。
雑記
スペクターのフェイバリットモンスターがスピードデュエル向きではない*18のでリンクスの販促期間が慮れるような気もする。実際1回もスペクターのスピードデュエルの回なかったし3年目では省略された。多分3月までやっていてもスピードデュエルはしなかった気がする。
*1:遊戯王カードWiki - 《オルターガイスト・クンティエリ》
*3:スピードデュエルなので埋まりやすい
*4:スペクターもロスト事件の被害者だけどその要素2年目はほとんど生かされなかった感じだったのもある。1年目は同じ事件の被害者だけど…ってのがあった
*5:主人公の協力者の弟など、他の事件被害者はほぼ舞台装置だったため
*6:尊が出てきたから分かりにくかった。尊個人の話は3年目の115話付近に集約されている気がする
*7:遊戯王カードWiki - 《ファイアウォール・ドラゴン》
*8:尊は炎属性の転生炎獣デッキ、葵はこのあたりから水属性のマリンセスデッキを使い、炎水風地の4属性のメタを張るボーマンには不利。
*9:まったく効かないわけではないが2年目新登場のエース級は1体(水属性のシューティングコード・トーカー。6属性にばらけるコード・トーカーの1体で1年目の出し忘れみたいな感じ)を除き闇属性で
*10:詳細は気になる点あったとは言え... リソース使い切らせたのに無効効果使えるサベージをゼロヴォロスで吹き飛ばしたこととかヴァレソで殴ったほうがよさそうとか ヴァレソ攻撃宣言時でキマイラダメージ計算時だからダメージ足りなかったりする?
*11:エクスプロードヴァレット・ドラゴンが発表された時の悪い予想を裏切ってくれた。多分VRAINSで一番いいOCGとアニメの「連携」だった気がする
*12:遊作がAiを庇って死ぬ未来たち
*13:リンクセンスくらい…Aiから何か通信してただけかもしれないけど
*14:Vとほとんど同じでもよかったんだよ…?
*15:7月だか8月だかに来年3月までのパック発売ロードマップの公開とか新作ありますよ発言とかしているし意識してそう
*16:記憶に無かったがメモってあった
*17:80話過ぎのあたりでは立て直らせる話があると思ってた。アースの件についてAiとデュエルは回収されたけど。
*18:木だからね…
【アニメ終了時感想】可愛ければ変態でも好きになってくれますか? 全12話
ひとことで作品まとめ
彼女が欲しいという主人公の元に差出人不明のラブレターが届き、ラブレターの隣になぜか置いてあったパンツを手掛かりに差出人を探していくという話。
評価 9点(10点満点)
感想
ちゃんと推理の話に(犯人は話の流れで割と簡単に察することができたが*1)なっていたと感じた。ちゃんと最初に容疑者写しているし、終盤(11話)容疑者を集めて推理を行っているし。話の流れ以外でも、唯花が家に来た時等、瑞葉を先輩と呼んでいたのでそこでも義理と視聴者が気づけるようになっていたというのも高評価(双子ならノックスの十戒から視聴者に提示されているべき*2)。推理の手掛かりとなるとされているが正直言って役に立たない(と僕は思っている)パンツもタイトルにもある変態から連想されたマクガフィン*3*4ではなくちゃんと意味があったのもよかった*5。
なんで義理の兄妹なのを忘れていたんだというのがある。これに関しては、兄としてちゃんとやるんだという束縛のような決意*6を強く表示する12話でだいぶ解決されたと感じている。
12話は妹の「変態」要素回だと思っていたので(ブラコンで変態と言われてもこの手の作品ではデフォルトのようなものだし弱すぎる*7)*8、妹との関係性の再確認という割としんみりした話でだいぶ面食らったものの、(5話と)7話の小春と翔馬の話で、「この作品もちゃんとやるときはそれっぽい雰囲気入れますよ」というエクスキューズのようなものを入れていたのと、うやむやにするよりは終わった後振り返った時の気持ちがだいぶ異なるのであれでよかったのだろう。
まぁでもちょっと急だった気はするね...。よくある学園ラブコメとは違いヒロインの問題解決みたいなシーンはあまりなかったから…。いやまあ妹とは幼かったときにおぶった話とかのギャグ調ではないエピソードが11話中盤位?にあったけど...。
最終話で翔馬が幼稚園児の方ではなく小春の方を向いていたのもよかったね...。
以上のように、クソアニメというかジャンキーな感じで包んだ誠実アニメだった。そういうの好き。懐かしさもあってこの点数。昨日ああ書いたけどあくまでこれ新作だからね。
以下は視聴直後における自分の感想である。
*1:先輩と後輩唯花はギャグ要因で同級生南条は相談相手って感じだしな…
*2:魔法科高校の劣等生みたいなパターンもないわけではないが…
*3:マクガフィン - Wikipedia 動機付けのためのもの。その内容は重要ではない
*4:某氏のツイートで知った単語。ありがとう。
*5:12話ラストで判明
*6:ぼくも無理のない範囲でできるだけ多くのアニメを見ると決意している
*7:南条も変態性が弱い気がするが主人公は自分と親友がモデルの所謂ナマモノを見せられているのでそう判断してもそこまでおかしくないのかもしれない
*8:終盤で回収されたが
【アニメ終了時感想】みにゆり 全4話
ひとことで作品まとめ
ゆるゆり原作10周年記念で作られたコンテンツ紹介ミニアニメ。
評価 7点(10点満点)
感想
1期8年前2期7年前だしなぁ*1とか思っていたら3期が4年前でもうそんなに経ったかとか思った。2期-3期間よりも3期から今の方が長いのか…という感じ。
1話は嘘ダイジェスト。2期1話Aパートも嘘紹介だったな。
2話はYoutubeチャンネル開設してみたという内容。唐突な実写。文字を流す動画で最高に笑顔。
3話は生徒会メンバーといろいろ勝負。ちなつの髪に吸い込まれるピンポン玉が懐かしい。
4話はあかりの殺人事件。顔は1期5話だったかのちなつがあかりにキスの練習とか言ってた感じのシーン*2。推理する話も見た気がする*3。
他にもいろいろネタ入ってて懐かしくなった。大坪由佳の声だけでも懐かしい*4。
10周年OVAの一般販売が来月なのでそれに合わせて…という感じだろうか。新規は来たら嬉しい、くらいな感じで。雰囲気は伝わるとは思う。新規じゃないからわからないけど。
懐かしいのもあるし、よかったけど評価高くすると新番追うのに戻ってこられなさそうなのでこの点数。そうでなくとも昔から追ってるのが一定数あるし。よっぽどでない限り記憶は美化されるからな...。と独りごちる。